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第4回目の開催となります、国立大学法人熊本大学主催の特別講義「組込みシステム関連産業概論」を実施いたしました。
主催: 国立大学法人 熊本大学
共催: 熊本県社会・システムITコンソーシアム(ES-KUMAMOTO)
日程: 平成23年 9月20日(火)、9月21日(水)、9月27日(火)、9月28日(水)
会場: 熊本大学「工学部百周年記念館」(熊本市黒髪2丁目)
日時: 9月20日(火)18:00~、9月27日(火)18:00~
参加費: 1,000円
場所: 熊本大学 FORICO 2階
10:10~10:20
<イントロダクション> 熊本大学工学部 情報電気工学科 末吉 敏則 教授
[1] 10:20~11:50
パナソニック株式会社
プラットフォーム開発センター 先行技術探索チーム チームリーダー 甲斐 康司 氏
デジタルテレビ、光ディスクレコーダ、携帯電話などの主要な機能を実現しているシステムLSIの構成や設計の考え方について述べる。これらの機器では画像処理やネットワーク関連の処理など似通った機能を搭載するため、それぞれの用途に向けて開発するシステムLSIの構成や設計の考え方を共通化するとともに、このようにして作られた設計資産を各機器向けのシステムLSI間で共有することによって、個々のシステムLSIの開発効率を高めることが重要となる。
[2] 12:50~14:20
ルネサスマイクロシステム株式会社
第一マイコン開発事業部 システム設計部 部長 齊藤 信一郎 氏
「マイコン開発の現状」
近年、半導体需要も高まり、パソコンを始め、携帯電話、デジタル家電や自動車などにも沢山のマイコン(MCU : Micro Control Unit) が使用され、私たちの生活環境の中では、無くてはならないものとなっています。
本講義では、Worldwide MCU市場で約30%のシェアを誇るルネサスマイコンの紹介、マイコンの市場・技術動向と製品開発の流れについて説明します。
[3] 14:30~16:00
東京エレクトロン九州株式会社
総務部 地域アライアンス推進 副参事 秋山 浩司 氏
私たちが日常使用している携帯電話を始め、多くの機器の中に半導体(IC,LSI)が使用されています。 その半導体を製造する装置を弊社では手がけています。今回は弊社を含めたグループ会社の紹介、その半導体製造装置の製品の紹介、半導体業界の概要。そして、その装置の組込みソフトウエアに関して、システムの構成、開発工程、品質改善等に関してご紹介します。
[4] 16:10~17:40
ソニーセミコンダクタ九州株式会社
執行役員常務 熊本TECプレジデント 久留巣 敏郎 氏
ソニーがこれまで取り組んできたイメージセンサの開発と製造の歴史を紹介しながら、毎年、高画質化するイメージセンサとそれを利用したカメラの絵作りに対して、日本メーカが強いとされる画質の作り込みがどのようにして行われるのかをその信号処理アルゴリズムを埋め込んだカメラシステムを通して、その概要を紹介します。
(18:00~ 交流会)
[5] 10:20~11:50
富士電機機器制御株式会社
技術・開発本部 技術管理部 部長 武井 孝憲 氏
“東日本大震災”で、はからずもクローズアップされた電力供給の安定化課題に対応して「スマートグリッド/スマートコミュニティ」が一層重要性を増してきていると言えます。ここでは、「スマートグリッド/スマートコミュニティ」に積極的に取組んできている富士電機の対応状況を中心に、その意義と課題、適用プロジェクトの事例と実証の状況、必要となる系統連系システムの課題、受配電システムと機器の動向、などについてご紹介します。
[6] 12:50~14:20
株式会社デンソー
情報安全事業グループ DP-SmartHMI室 担当部長 鎌田 忠 氏
情報処理技術の進展により画像が比較的容易扱える様になって来たことと、通信技術の進展により移動体でもインターネット常時接続が現実味を帯びて来たことにより、自動車における組み込みシステムの意味合いが大きく変わって来ています。本講義では、これらの自動車における新しいカテゴリーの組み込みシステムの概要と動向や課題を、弊社の取り組みを交え紹介します。
[7] 14:30~16:00
日産自動車株式会社
EV技術開発本部 EVパワートレイン開発部 エキスパートリーダー 安達 和孝 氏
自動車における電子制御システムは、車両の各種性能をつかさどるようになっている。2010年11月に発売した日産自動車オリジナルのハイブリッド車両は、諸性能を達成するために制御によるところが多いシステムである。これらの制御技術からクラッチ制御と、これを実現するためのコントローラのソフトウェア開発を例とし、車載電子制御システム開発について説明する。
[8] 16:10~17:40
マツダ 株式会社
術研究所 先進車両システム研究部門 車両統合制御研究 研究長 末冨 隆雅 氏
「自動車における環境、安全性能に対する要求は、年々高まっており、自動車制御システムは、ハイブリッドに代表されるような大規模化したシステムを短期間で効率的に開発する必要がある。このため、制御対象である自動車システムを詳細にモデル化し、制御システムの設計、検証を行うモデルベース開発プロセス(V字プロセス)の適用を進めている。本講義では、大規模システムに対応したモデルベース開発プロセスについて紹介する。
[9] 10:20~11:50
株式会社日立製作所
横浜研究所 システム開発研究部 主任研究員 島袋 潤 氏
組込みソフトウェアは、年々大規模・複雑化しています。日立グループでは2005年から、グループ内のさまざまな組込みシステム製品を対象として、組込みソフトウェアの開発力強化活動を推進しています。本講演では、この活動の取組み内容と、組込みソフトウェアを高効率・高品質に開発する技術(モデルベース開発技術、モデル検査技術)の概要および適用事例をご紹介します。
[10] 12:50~14:20
三菱電機株式会社
情報技術総合研究所 電子システム技術部 センサ処理基盤グループ 主席研究員 高橋 勝己 氏
「航空宇宙機器のシステム開発 ~手乗りサイズからビルの規模まで~」
地球観測衛星や大小様々なレーダなど、航空宇宙分野を中心に行ってきたシステム開発について紹介します。私の所属する部署は、レーダ関連技術を主軸とした研究開発を行っており、これらの開発に携わっています。そこで、開発事例と共に、研究開発を行う部署としての、システム開発への関わりについても、合わせて紹介します。
[11] 14:30~16:00
沖電気工業 株式会社
システム機器事業本部 プロダクトSE部 部長 保田 真人 氏
「ATMにおけるソフトウェア開発について」
・ATMの紹介と歴史について: ATMの機能概要と、CDからATMへ発展してきた歴史を紹介します。・ATMソフトウェア開発の変遷: 専用OSから Windows上で開発されるようになったATMソフトウェア開発の変化(方法、開発環境)を紹介します。・ATMソフトウェアの特長と課題:ATMというハードウェアを制御するソフトウェアの特長と、技術的な課題について説明します。・ATMソフトウェアの将来:ネットワークを活用し、新たなサービスを提供していくための今後の取り組みについてご紹介します。
[12] 16:10~17:40
富士通九州ネットワークテクノロジーズ株式会社
代表取締役社長 井上 進 氏
「ネットワークシステムの発展と将来像」
これまでの電話やパソコンに加えて、スマートフォンなどのモバイル端末、ディジタルテレビ、自動車のナビゲーションシステムなど社会のあらゆるものがネットワークへ接続して、サービスを利用することが当たり前になっています。これらを支えるネットワークシステムの発展の歴史と、システム中心から人間中心に進化していくネットワークの将来について解説します。
(18:00~ 交流会)
[13] 10:20~11:50
トヨタ自動車株式会社
制御ソフトウェア開発部 部長 畔柳 滋 氏
「IT・ITSとクルマ社会の将来」
安全で、環境にやさしく、快適という持続可能なモビリティ社会の実現を目指し、交通事故など人や環境に対する影響の最小化とクルマに求められる利便性・快適性の最大化を、IT・ITS技術を活用して、高次元で両立させていくトヨタのIT・ITSビジョンを示し、統合安全コンセプトと呼ばれる最新の自動車安全技術、インフラ協調システム、トヨタスマートセンター、トヨタフレンド等をご紹介します。
[14] 12:50~14:20
シーメンス・ジャパン 株式会社
イメージング&セラピー事業本部リサーチ&コラボレーション部 丸山 克也 氏
医療現場における画像診断機器は、その進化と歩調を合わせるように重要性が益々高まっています。現在、全ての画像診断機器はCPUにより制御さています。診断用画像の取得には専用アレイプロセッサーを採用することで、撮像終了後、瞬時に再構成画像を得ることができます。先端医療機器の代表である、MRI/CT/PETなどのシステム構成をはじめ、得られる臨床画像の紹介など、最新の画像診断機器について紹介します。
[15] 14:30~16:00
株式会社 日立製作所
トータルソリューション事業部 部長(科学・技術担当) 牧 敦 氏
㈱日立製作所基礎研究所によって創世・実用化した新しい脳機能イメージング法「光トポグラフィ法」を紹介します。これまで困難であった脳の発達にアプローチでき、基礎脳科学の新展開が世界的に起こり始めています。臨床応用として術前言語有意半休の検査・てんかん焦点の検査への適用が進められ、検査方法として保険収載されました。さらに、これを用いた検査法が、うつ状態の患者に対する臨床診断の補助として先進医療承認を受けています。 また、日本の新しいモノづくりの形として、新しくブレインサイエンスマーク・ビジネスモデルを創出しました。脳科学先行研究・実験結果を反映した製品開発を進め、エビデンスドベースの人間指向製品の普及により、より豊かな生活・人生の実現を目指しています。
[16] 16:10~17:40
オムロン 株式会社
技術本部 コアテクノロジーセンター 上級技術専門職 中嶋 宏 氏
「ホームメディカルケアへの取り組みについて」
家庭を中心とした日常生活にて計測した血圧などの生体情報や歩数などの行動情報を、個人の健康管理および医療現場で活用し、生活習慣改善支援から疾病予防・治療をサポートする「ホームメディカルケア」への取り組みについて紹介する。また、当ソリューションにて活用される健康・医療機器の開発事例と、それら機器に基づく各種サービス事例について述べる。
熊本県社会・システムITコンソーシアム事務局
(一般社団法人熊本県工業連合会内) 担当: 諫山、宮﨑
TEL 096-285-8131 / FAX 096-214-2030 / E-mail info@es-kumamoto.jp